クラス、セクション、ディスカッショングループ

HBSはセクションと呼ばれる93名一単位のグループで1年間同じ教室で共に授業に臨みます。その間、席も固定です。秋学期から春学期に変わるタイミングで席替えが一回だけありますが。学年全体は930人いますが、これは「クラス」と呼ばれます。2018年入学者は2020年に卒業するので、Class of 2020と呼ばれます。HBSでは「クラス」は学年全体を指し、「セクション」がいわゆる学級を指しますので、インタビューの際では、混同しないように気をつけてください。このあたりは、学校によってそれぞれ呼び方が違います。ちなみに、HBSでは「ディスカッション・グループ」と呼ばれる単位も存在し、これはそれぞれ別のセクションから合計6名一組で、ケーススタディの予習を行うグループです。月曜から金曜まで毎朝8時に集まり、50分間、その日の授業についてディスカッションをします。故に、HBSの1年生の生活は濃密です。軍隊生活と呼ぶ人もいます。同じキャンパスの寮に住み、朝から晩まで同じセクションメイトと時間を過ごします。週末にも、セクションリトリートと呼ばれる小旅行や、セクション単位のイベントが入るので、セクションメイトとの繋がりは一生の財産(?)になるように作られています。

落第

HBSの授業は容赦無いです。昔よりは大分ましになったようですが、今でも毎年、落第になる人が出ます。クラス全体の5%未満ですが、1年次の終わりに消えます。1学期では6科目履修します。成績はCategory1,2,3の三段階の相対評価です。Category1はセクションでトップの約15%、Category3はセクションのボトム10%、残りがCategory2をとります。連続した二つの学期で5個以上Category3を取ると落第の対象となり、事情の説明文を書いたり、教授にサポートのレターを依頼したりと、大変なことになります。HBSの授業はクラスパーティシペーション(授業中の発言の頻度と質)で成績の40−50%が決まりますので、皆必死に授業の予習と授業中の発言を行います。アメリカ人はケースを読むのが速いですが、英語のノンネイティブにとってはかなり負担になります。これにどれだけ早く慣れるかが学生生活をどれだけエンジョイできるかを左右するといっても過言ではありません。但し、最初は皆苦労するものの、時間が経つにつれて要領の良いこなし方を皆身につけますのでよほどのことがない限り大丈夫です。

クラス委員

1年生の秋学期が始まると、クラスの中で役割分けをします。具体的には、Class Representative(いわゆる学級委員長)を一人、加えて、International Rep(国際交流担当)、Admissions Rep(アドミッションオフィス主催のイベントでやってくる出願予定者の授業見学対応)、Socializing Rep(パーティー担当)、Environement Rep(節電などの環境担当)、Treasury(会計)等の委員を選出します。各教室の後ろに国旗がぶら下がっている写真をご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、これはInternational RepがFlag Ceremonyというセクション毎に各国の代表者がその国の紹介と国旗の掲揚を行う儀式が11月にあり、その際に国旗が飾られています。

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